2018年7月6日に、EXILE TRIBEの男性9人組ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの中尾翔太さんが、胃がんで亡くなったというニュースが入りました。
22歳とのことで……。
昨年末に体調不良で検査をしたら見つかったとのことですが、そのときにはすでにステージがけっこういっていたのだと思います。
胃がんは若い世代は少ない?
胃がんは、5大がんの一つなので、みなさんも聞いたことがたくさんあると思います。
ただ、若くして「胃がん」っていうのは周りでもあまり聞かないんですよね。
そこで、中尾さんの世代のがんの割合は何が多いのか、調べてみました。
国立がん研究センターのデータでは、
20歳〜29歳のがんになるもののトップ5は下記になります。
年齢 20~29歳 |
1位 胚細胞腫瘍・ 性腺腫瘍 [16%] |
2位 甲状腺がん |
3位 白血病 |
4位 リンパ腫 |
5位 子宮頸がん |
1位の胚細胞腫瘍・性腺腫瘍は、ぼくが罹患したがんでもありますね。
しかし、トップ5には「胃がん」は出てきません。
少し元データの見方に注意が必要ですが、私が見た限りではこの年代でトップ10に胃がんは入ってきてません。
メジャーだと思うがんは、実は若い世代ではメジャーではないといういわゆる「あるある」ですね。
胃がんの原因
胃がんの原因は、国立がん研究センターのがん対策情報センターによると、喫煙や食生活などの生活習慣、ヘリコバクターピロリ菌の持続感染などが胃がん発生のリスクを高めるといわれています。
(胃がんの99%はピロリ菌感染の影響があるとする研究結果も出ていたりします)
ヘリコバクター・ピロリ菌は、胃粘膜に生息しています。
感染率としては、20代は10〜20%と言われており、50歳以上は50%以上との報告もあります。
定期的にチェックしないといけないのかなとも思う次第です。
そういえば、ピロリ菌検査って自治体でやっていたりするので、それもぜひチェックしてみてくださいね。